ダムマニアのトーク動画で学ぶダム
この記事は ダム Advent Calendar 2018 の12日目の記事です。
ダムの役割や型式について解説しているサイトはきっとたくさんあると思いますが、それらを読んだだけではダムが具体的にどう活躍しているのかいまいちイメージがわかない、ということはありませんか?
ダムマニアたちの熱いトークでダムについて学んでみると、違った視点で見えるかもしれません。
今日は、ダムについてまず知ってみるためにお薦めのイベント「ダムナイト」「日本ダムアワード」の過去の録画から、ダム入門に良さそうな部分を紹介します。
ダムの基礎知識
「ダムナイト5」の最初で「ダムの基礎知識」としてダムの型式やゲートなどの放流設備について解説されています。
ダムナイト5 「ダムの基礎知識」 ※ 00:08:00〜00:53:00くらい
なお、基礎知識の後の「ダムのデザイン、どうしてこうなった?」(1:02:20〜)のコーナーでは、いろいろなダムが今の設計になった経緯の四方山話を聞くこともできます。こちらもお薦めです。
ダムが洪水とどう戦っているかを知る
今年は肱川ダムの洪水により、ダムの洪水調節が広く注目された年でした。ダムマニアの間でもやはり洪水調節は最も注目度の高いトピックです。
ダムを讃えるダムアワードでは「洪水調節賞」という賞があり、毎年洪水調節で特に活躍したダムたちをピックアップし、それぞれがどう戦ったのかの解説があります。
巨大なゲートを数cm単位で調整し続ける話は本当に手に汗握ります。
日本ダムアワード2014 「洪水調節賞」 ※ 02:08:00頃〜02:54:15くらい
日本ダムアワード2015 「洪水調節賞」 ※ 01:50:25頃〜02:19:45くらい
ダムが水不足とどう戦っているかを知る
ダムが水不足の時に水が枯渇しないよう流量をコントロールする「低水管理」も洪水調節と同じく熱いトピックです。
日本ダムアワードでは「低水管理賞で」ダムがいかに水不足と戦ったかを解説してくれます。
下流に水を供給しなければならないが、いつ雨が降るかわからない中でダム湖を空にするわけにもいかない。下がる水位を尻目にじりじりと雨を待ち続ける話は、本当にハラハラします。
日本ダムアワード2015 「低水管理賞」 ※ 00:37:00頃〜01:11:15くらい
今年の日本ダムアワードは12/22(土)
今年も12/22(土) 17:30から「日本ダムアワード2018」が行われます。残念ながらチケットは完売のようですが、例年通りなら当日配信があるかもしれません。
もしダムマニアたちのトークが楽しいと思っていただけたなら、ぜひ配信をのぞいてみてください。
最後に
来年はダムが洪水とも水不足とも戦わずにすむ、平和な一年でありますように。