Tweetup Tokyo 09 Fall に行って来た
Twitter主催のイベント「Tweetup Tokyo 09 Fall」に行って来ました。その時の内容メモと、ちょっとばかし感想などを。
創業者の一人 Biz Stone氏のお話
Twitterの歴史のお話。
Twitterはアイスクリーム
最初は「チャットだけでビジネス出来るんじゃね?」と思って 2週間で作ったプロトタイプから始まり。最初のつぶやきは「こんな熱い日に何でカーペット掃除しちゃったんだろう」(たぶん)、という他愛のないもの。見た人皆が「楽しいけど、役には立たないね」と言うアイスクリームのような存在だった。
ソーシャルネットワーキングから、もっと大きなものへ
公開後は、Twitterは驚くような広がり方をした。最初はソーシャルネットワーキングのような使い方をされ、1軒目のバーがいっぱいだから2軒目に行く、とつぶやくと、それを見た人々で10分後には2軒目のバーの方がいっぱいになる、といった現象が起きた。そんな小さなエピソードは、やがて皆が知る大きな現象になって行く。地震の情報がニュースより早く流れる、「不当逮捕された」と呟いた大学生が、フォロワー達が動いて即釈放される、といったような。これは、技術の勝利ではなく人間の力の勝利だ。
サードパーティによるLT
この辺、人と内容が入れ替わってるかも。
Twitで行こう! - Twitの中の人 @CHEEBOW
- Twitterクライアント「Twit」の開発はTwitterのAPIの仕様変更やbugとの戦い。
- クライアントが悪くないのに「Twit爆発しろ」とか言われる
- 事件はクライアントで起きてるんじゃない! サーバで起きているんだ!
開発の苦労話はやっぱり面白い。名言生まれたな。
携帯百景の中の人 @kimza
NatsuLionとかの中の人 @takuma104
iPhone用Twitterクライアントのご紹介。いっぱいあるなー。というか、それを把握して特徴まで言えるあなたは何者ww。
P3:PeraPeraPrv の中の人 @lynmock
- 見た目はシンプルだけど必要な機能はきちんと備えている、がポリシー
- アイコンがTPOに合わせて表示から非表示まで段階的に調整できたり
- かわいいアイコンキャラクター「ついったん」がアイコンだけじゃもったいない! → グッズ作っちゃいましたww
詳しい内容は記録できなかったけど、APIの実行回数を極限まで抑えるとか、かなり工夫をしているらしい。
Twitterの出会い力 - Tween の中の人 @kiri_feather
- 元々は、Twitの使い易さに感動していた。要望を方針の違いで却下され「いつか自分を作りたい」と呟いたら、Twitの中の人に「いつかやると言う奴は、一生やらねぇ」と言われ奮起
- あれもこれもと実装していたら、いつしかvi使い大喜び、だけど一般受けしなそうなマニアックなクライアントに。
- 開発が進むにつれ、数えきれない出会いが → Twitterは出会いのインフラ
- アイコンを作ってくれた人、共同開発者、サウンド担当 ...
社会貢献なお話
国連人口基金
- 出産で危険にさらされる「お母さんを守る」為の運動
- Twitterで呟くように、気軽な小さな行為でも社会貢献はできる
- ただ今キャンペーン中。ハッシュタグ "#savemothers" で呟くと、リプライで情報を送ります
お姉さんのつかみにウケた。「ここにいる皆さんの共通事項は...Twitterやってることと、国連人口基金を知らないことです!」。そして最後に「ご静聴ありがとうございました」→いや、会場ほとんどしゃべくっててカオスだし!。
Room to Read
- 字の読めない子供をサポートする運動
- 各地でビールイベント開催してます。「ビール一杯飲むと、子供に一冊の本を」。
お姉さんが「はい、静かにしください! ここ大事な所ですよ!」と叫んだが、どこがポイントなのかよくわからなかった。
生カツマ、ビデオメッセージ
ここで勝間和代氏登場。今日はBiz Stone氏にインタビューしたとのこと。印象に残ったのは二点。少しの情報共有が大きな力を生むことと、Twitterがこれから社会貢献に力を入れていくこと。そして「私の最大の功績は、広瀬香美さんを巻き込んだことだと思っています」
最後に、Twitterおすすめユーザに入ったレゲエ歌手、RYO the SKYWALKER の出演。Twitterはダンスレゲエと似てるとのこと。そう感じる理由は、短いものが何個もつながる、タイムラインがいろいろな内容が混在していること。
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最初は創業者メッセージ、次は開発者LT...と来て、さらに社会貢献あり、カツマあり、芸能人と政治家あり、と本当に入り乱れた何でもありの内容でした。開発者LTでも「Twitterでもなければ出会えない人」との出会いがしばしば強調されていて、これだけ多種多様な人々を一つのインフラで結びつけてしまえるのがTwitterの強みなんだと実感。人の興味が一分野に限定されるなんてことなくて、タイムラインもごった煮感溢れてますもんね。