Perl Casual Talks #1 が casual だけど light じゃなかった件

11/20(金)、「Perl Casual Talks #1」に行って来ました。参加人数25名前後のうち17名がスピーカという恐るべき集い。そして、気さくで casual な雰囲気ではあったけれど、けっして light とは言えない(いろんな方面に)中身の濃い勉強会でありました。
なお、私は "casual" という単語につられてノコノコ出て行っただけの低級Perler。Perlとはしばらくご無沙汰で、今年に入って書いたコードはズバリこれだけ。我ながら、こんなレベルでよく行ったもんだ(^^;)。

#! /usr/bin/perl

print "Content-type: text/html\n\n";
print "Hello World\n";

apacheの設定確認に、ささっとどっかからコピペしたCGIでありました。この時は、Perlよりセキュリティ設定が増えてた方で苦労したなぁ。

当日のお品書き

発表は各5分のLightning Talks。ソースが走り書きメモなので、タイトルやお名前の間違いはご容赦を。

  1. We are Casula Perler - yusukebe氏
  2. 車輪の再発明のススメ - lestrrat氏
  3. Casualな話とCasualじゃない話 - nobjas氏
  4. フリーターのすすめ(仮) - acotie氏
  5. Util::Any - ktat氏
  6. Config::Pit - bayashi氏
  7. ORMベンチマーク対決 - nekokak氏
  8. Perl初学者向けPerlの情報収集について - myfinder氏
  9. Casual Perl入門 - ひろきのだいち氏
  10. DBIx::Skinnyと仲間たち - studio-m氏
  11. 青虫の生態について - aomushi510氏
  12. FormValidator::Nested - nihen氏
  13. Perl vs WindowsFS - xaicron氏
  14. より積極的に攻める - makamaka_at_donzoko氏
  15. glowlemeで快適バッチ生活 - piarra氏
  16. PHPキャプテン翼に思いを寄せて - junichiro氏
  17. TerminalでTwitter - sugyan氏

発表の感想、のようなもの

最初に主催者 yusukebe氏から、この会の趣旨。PerlCPAN AUTHOR を頂点としたヒエラルキー構造があって参入障壁が高く、それを何とかしたい。モジュールの writer じゃなく、user の立場から・・・というお話でした。

が、その後ごろごろと登場するのはモジュールの writer たち。えぇぇ、話違うじゃーん。

だけど、そんなことが気にならなくなる面白い話が目白押し。突然Mixiアプリの話あり、美容師アシスタント出身の異色プログラマの身の上話あり、Perl同人誌の話あり、突然のコード添削会あり。もちろん、モジュールにまつわる苦労話・技術話も盛りだくさんの楽しい内容でした。あんなしっかりな内容で、勉強会発表が初めてな人が多かったのがとても意外です。

個人的に一番面白かったのは、aomushi510さんのベイジアンフィルタで投稿監視する話。この辺の話は元々興味ある上、実際のTwitterデータでNGワード大会と実例までそろってて、とても面白かった!

私自身、Perlモジュールにはあまり詳しくないですが、前提知識があまりなくともプログラマなら面白く聞ける内容だったと思います。

懇親会

レベル高い人ばかりだし、浮くかなぁ・・・とびびりながら懇親会に行ったら、うれしいサプライズが。何と、私の中の超高レベル魔術師の一人、 kazuhooku さんが突然登場なさった上、近くの席に! きゃーっ(>o<)。今日、kazuhookuさん見たさに shibuya.pm#12 の補欠参加ボタンをぽちっとしたばかりなんです。もぅ来て良かった!

私の隣には、nekokakさん、kazuhookuさん、yappoさんというスペシャルな面子が揃い、MySQLPerlフレームワークの話に花を咲かせていらっしゃいました。もう黒魔術としか思えないレベルのお話。いいなー、私も大量データをスケールしつつ華麗にさばいてキャッキャウフフしてみたい・・・! しかも、空気と化した私に時々皆さん気を遣ってくださる。その場の空気になれただけで光栄でしたのに。ありがとうございましたm(_ _)m。

この日は、とにかくみんなのPerl愛に触れた一日でした。帰りの電車で studio-mさんが「Perlは、作ってる人と使ってる人が一緒なのがいい(他の言語は違うのもあるけど)」と語っていたのが印象的でした。そんなこと考えたこともなかったなぁ。

最後に、この会を主催してくださった yusukebeさん、会場を提供してくださった株式会社mixiの皆様、ありがとうございました。